ベテランスキーヤーの絶望的なハプニング
猿も木から落ちる、弘法も筆の誤り、ということわざがあるように、その道のプロであっても時には失敗してしまいます
今回紹介するのは、まさにそんな状況を表している、かなりおそろしい映像です
米アラスカ州、南部にあるアリューシャン山脈
その最北端に位置するニコラ山脈の最高峰ニコラ山で、2015年、スキーのプロモーションビデオが撮影されました
ベテランのプロスキーヤー、イアン・マッキントッシュさんが絶壁のような雪の斜面を滑り降りる映像を上空から撮ろうとしていたのですが……
マッキントッシュさんが転倒したのは、スタートした直後でした
ターンをしようとした瞬間、目視できない1.5mほどの溝に足をとられ、そのまま転倒、長い距離を転がり落ちてしまったのです
マッキントッシュさんは、必死に体勢を立て直そうとしますが、転がる勢いは落ちず、なんとかエアーバッグだけは引けました
動画には転がり落ちる彼の声と落下音が記録されています
最終的に、なんと500mも転落してしまったマッキントッシュさんでしたが、奇跡的に怪我はなかったとのこと
しかも、「大丈夫」と答えた彼は、そのあと撮影を再開したそうです
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