10年にも満たない間に心を入れ替えたのかと驚いてたら、勝手に自分語りし始めた。以下要約
A
クラスの女子に告白したものの振られ、それがきっかけで俺と同じようにいじめられ、耐えられなくなり2年で中退。派遣工に。
B
些細なきっかけ(アイドル趣味がクラスメイトにバレた)でいじめられるもなんとか高校卒業。
しかし大学の同じキャンパス内に同じ高校の奴がいてそのままいじめ続行の後中退。
現在フリーター
これがあってか、ふたり揃って自分のしたことの重さに気づいてずっと謝りたかったらしい(俺は成人式出てないからおよそ10年会ってない)
必死に頭下げていろいろ謝罪の言葉を並べてくるふたり。
「謝っても許してもらえると思わないし、許されることじゃない」
と言ったところで臆病な俺の中で何かはじけた。忌まわしい記憶が蘇ってきた。
話の腰を折って食い気味に「うん。許さないよ?」って言った。
正直、その時の場の空気ったらなかったな。
やっちまった~…って思う以上に、「何言ってんだこいつ」っていう周りの眼差しにゾクゾクしちゃってたのはここだけの話だ。
俺「お前ら二人を、金銭的、肉体的、精神的、社会的に殺したところで俺の三年間戻ってこねぇんだよ~。そんなこともわからないカスじゃないだろ?」
二人「……(顔を見合わせるばかり)」
俺「返事ぐらいしろや!ガキでもできんぞ!」
二人ともビクっとしてオロオロ
A「で、でも…三年間分殴ってくれてもいいし…」
B「そ、そうだよ…金で解決できるなら…」
俺「人の話も理解できねぇぐらい脳みそすっからかんなのか?!三年間は戻らねぇっつってんだろ!」
規制かかった 次で最後
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