「ごめん!、ちょっとだけ遅くなるかも・・・。」
誰かと待ち合わせをした時に、メールやLINEで連絡するのはよくあるやり取りだと思われます。もしくは何も悪びれる様子もなく5分ほど遅れて変な理由を言い訳にしてくる人も周りにいたりしませんか。どうやらこれは脳が関係しているということを、仕事効率化などのビジネス本を多く出しているDiana DeLonzor氏が著書『Never Be Late Again』で述べている。
時間の間隔があるのは脳の働きによるものです。脳の作りは人それぞれなので、もちろん脳の構造には個人差があります。そのため時間の間隔も人それぞれ間隔が異なります。一分間は60秒ですが、テキパキと物事をこなしたいビジネスマンタイプの方は一分間が58秒に感じるとのことですが、これをのんびり屋の人間の場合だと77秒もの体感速度に感じると言われています。
待ち合わせ・バイト・会社に遅れてしまう頻度が多いですか?
どうしても無意識に遅刻してしまうタイプという方は脳内の時間のメカニズムが正常ではない可能性があります。こういった時間の長さを正確に認識できないことを『慢性遅刻症候群』という病気の可能性が極めて高いです。
遅刻する人間には様々なパターンがあります
1. ギリギリまで追い込まれないと本領発揮できないタイプ
2. どうにかなると思って無理やりスケジュールを組んでしまうタイプ
3. 几帳面過ぎて部屋を出る際に掃除しないと気がすまないタイプ
の3つのタイプです。1番は典型的な夏休みの宿題を最終日にやるタイプですね。楽しさを優先する余りに、勉学を疎かにしてしまうのが良い例です。
楽観的な方は2番のタイプが多いでしょう。自分の想像とは裏腹に物事が思ったよりも予定通りにいかない傾向があるのではないでしょうか。
最後に待ち合わせよりも身の回りの物を整理整頓しないと気がすまない方は心配性な方に多い傾向があるそうです。カーテンがわずかながら開いていたり、リモコンが定位置においてなかったりと気になって仕方がないタイプです。
以上のことから性格によって人間がどんな遅刻型なのかを判断することができてしまうということになります。恋人同士で付き合う前にはこんなに遅刻する人だとは思わなかったというパターンがありますよね。相手の性格がどれに当てはまるか理解していれば、遅刻を未然に防ぐ、もしくはそれを計算に入れて調整する事も可能ですね。
人格心理学上、やはり予定を一日にたくさん詰め込んでしまう方は遅刻する傾向が多いという研究結果が出ました。そして性格が成果主義の人は時間をきっちりと守る時間厳守タイプで、のんびり屋の人は遅刻する傾向がある。
時間厳守は身体に毒!? 楽観的思考がもたらす効果とは?
ですがそんなのんびり屋な性格の持ち主は、時間に対してストレスを感じない健康的なケースが多いそうです。楽観主義者は、ストレスフリーで心血管疾患のリスクが低く、それでいて免疫力が強い為、病気になりにくいそうです。時間厳守でストレスを溜めるのも良くないですが、ある程度の楽観的な思考もたまには必要ということですね。まぁ、このバランスを維持するのがまた大変なのでしょうけど(笑)
この記事が気に入ったら
いいね!しよう