世界にはたくさんの病気に苦しむ子供が多く存在します。彼らはもっと世界のあらゆるものを見たいと望んでいます。好奇心という意味でもそうだが、普通の生活ができない彼らだからこその想いがあるのです。病院の室内に何日もの間滞在していればとにかく外に出たいとなるのは当たり前のこと。病気に苦しむ子供たちは常に病院のベッドで寝たきりの生活をしている。彼らだって野生の馬のように自由に走ってもっともっと世界を眺めたいのです。そんな彼らの願いを叶えるべく、旅行代理店のエクスペディア(Expedia)が立ち上がりました。
エキサイティングでスリリングな世界をエクスペディアから
St. Jude Children’s Research Hospitalとエクスペディア、広告会社の180L.A.で実現したのがこちらの『セント・ジュードドリームアドベンチャー(St. Jude Dream Adventures)キャンペーン』だ。病院内の一室に360度カメラを映写する特殊な部屋を用意した。ここから子供たちを様々な場所に案内していく。
夢を叶えるべく子供たちを冒険へと案内する
馬が大好きなティアラちゃんを大草原へと案内するのはエクスペディアで勤めているサラさん。たくさんの子供達の行きたいところへ実際に訪れ360度撮影できるカメラを使って彼らを夢にまでみた冒険へと案内していき、その感動を共感できる喜びを提供します。
ドリームアドベンチャーを企画してから広告会社の180L.A.と共同で開発した。費やした時間は1年の歳月を超える。VRヘッドセットを使えば仮想世界で簡単に満喫できるが、それは違った。ヘッドセットを使用するとなんだか押し付けがましいのでは?という考えがあった。何も身につけず、「ありのままをリアルタイムで提供する」ことに意味があるということで、今回の経緯に至った。その結果、子供たちはハイテク機器を使うよりも素敵な笑顔を見ることができたとのこと。このキャンペーンにはエクスペディアと180L.A.の子供たちの事を配慮された想いが込められていたんですね。
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