電子の海に残された不気味な動画たち……
パソコンの普及とともに、爆発的に拡大したインターネット
そこはほとんど果てしがない情報の海、世界中の人々がアクセスできるもうひとつの世界
万人が利用するところですから、誰でも理解できるコンテンツから、そうでない不可解なものまで様々な情報が溢れています
今回紹介するのは、そんなインターネットの、おそらく闇の部分といえるものでしょう
なかなか薄気味悪い映像ですので、苦手な方は閲覧注意でよろしくお願いします
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森の中にある廃墟のような場所で、黒装束に身を包んだ謎の人物
そして常になり続けている不気味で不快な音
ある特殊な解析方法をしていくと浮かび上がったのは「お前はすでに死んでいる」という言葉だそう
この他にもいろいろと隠された暗号があると言われているのですが……
わずか2分ですが、かなり衝撃的な映像となっています
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I Feel Fantastic
「i feel fantastic」と名付けられた映像
異常に背が高い女性のマネキンが、奇妙な部屋の中で繰り返し「i feel fantastic」と歌っているだけ
メロディーとその機械的な声、無表情の顔に意味不明な動き
すべてが背筋を凍らせるに十分な不気味すぎる映像です……
調べてみたところ、この映像が撮影された背景、詳細は一切が不明とのこと
ネット上では様々な憶測が飛び交っているが、どれも確固たる根拠が存在していません
果たしてこの映像は誰が何の為に撮影したというのでしょうか
I Feel Fantastic
My house walk-through
夜半、風の音で目が覚めてしまったという男性が、カメラを手に自身が暮らす家の中を紹介しているビデオ
腐った畳、ボロボロの襖、破られたままの障子
台風が迫っているというなか、古い家にこだまする雨音と小さく響く読経の声
男性はライトで行く手を照らしながら、今にも崩壊しそうな廃墟然とした自宅を紹介していきます
12分という長い尺。しかし、映像が始まってすぐ、我々はあることに気が付きます
ループしている……?
ジワジワと背筋を這いより首筋にまとわりついてくるような恐怖
高熱を出して寝込んだときにみるような悪夢を彷彿とさせる退廃的雰囲気
圧倒的に海外からのアクセスが多い、謎のジャパニーズホラームービー
My house walk-through
Creepy Tape Found in Croatia (disturbing)
2005年4月、クロアチアの某所でとあるビデオテープが発見されました
そこには驚くべき映像が記録されており、インターネット上に公開されるやいなや、オカルト愛好家の中では大きな話題となり、様々な揣摩憶測を呼びました
映像の公開から6年以上が経ち、300万回にも及ぶ再生数を誇るも、しかしながらいまだ映像に残された謎は解明されぬままとなっています
そのビデオテープは、10代の若者二人が夜の公園を映した何気ないシーンからはじまります
いたるところにビデオカメラのレンズを向けては、何の意味もないような撮影が続いていましたが――
仲間のひとりのおどけた様子を映していたとき、ソレは現れました
白い顔面をした不可解な存在
その不気味な男らしき謎の存在は、若者二人を執拗に追いかけまわします
そして映像の終盤、若者たちはそれまでの暗い屋外から蛍光灯に照らされたエレベーターホールへとやってきて――
エレベーターのドアが開いた次の瞬間……
なお、映像の冒頭では以下の説明がされています
「このテープは、2005年4月10日にクロアチアで見つかった。
ビデオに登場する若者二人は現在、行方不明である。
若者を追いかけまわしていた正体不明の人物?をその後見たものはいない。」
Creepy Tape Found in Croatia (disturbing)
インターネットの片隅に存在する闇
ここで紹介した四つの不気味な映像は、電子の海に数多存在するほんのごく一部です
中には、誰にも視聴されずネットの片隅にひっそりと転がっているものもあれば、様々な理由から削除されたものもあるでしょう
しかし、不可解で恐ろしい映像はたしかに我々が利用するインターネット上に存在しています
もしかすると、世間の大多数の人々がこれらの映像を目にすることはないかもしれません
ですが我々が日々利用しているインターネットには、視点を少しずらしてみるだけで広大な未知の世界が広がっており、その良し悪しに関わらず様々なコンテンツで溢れかえっています
そしてその中には、不可解な恐怖映像が膨大に存在し、今この瞬間にもアップロードされ続けているのです
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