とのことだった。先ずはオバチャンが寝静まるのを待ち、ケン君の部屋で待機していた。
携帯電話を忘れたことを非常に悔やんだ。携帯があれば助けを呼べたのに。
深夜になれば寝るだろうと深夜まで待つことにした。
その時は10時半過ぎだった。
特にやることもないので布団の中でうずくまった。
もうオバチャンも寝ただろうと脱出を決行。
鞄を持ち、玄関に忍び足で向かう。
一歩…また一歩……。心臓の鼓動だけが響いた。
「なにをやっているの?」
ビクゥッ!!もうね……死んだと思ったね…
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