工場長「おい、何やってるんだ!関係ない奴は作業に戻れ!」
一応、Aは俺の部下なので関係者としてその場に残ることに。
工場長に事情説明。かくかくしかじかと話す内に顔が険しくなる。工場長はBにしとくか。
B「Hがやったのは本当か、A?」
A「H…? あー…モザイクさんの本名ですか。事実ですが問題ありません。」
ここでA以外の一同が困惑することになった。
A「えーとですね…これは私の障害に起因する出来事であり、そのモザイクさん、もといHさんの心因的な物もあるでしょうし。」
B「いや、Hが暴力を振るったなら会社として処罰する必要が…」
A「必要ないです。ただ、さすがに痛くなってきたので病院行かせて下さい」
今さらとなって気付いたがAの顔面は汗ダラダラでいかにも辛そうだったために尋問は中止。
BがHを事務室に連行し、俺がAを病院に連れて行った。
幸いにも怪我の程度は軽く、打撲で済んだ。
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