
まずN爺
高校は必ずどこかの部活に入らなきゃいけなかったんだが、陸上部は所謂掃き溜め的な立ち位置だったんだ。どの部にも所属したくない奴が来てた。
俺と同級生二人は全員元陸上部。だから高校でも陸上やろうってことで三人で入部してみれば、先輩は来ないのは当たり前。練習も基本三人でやってた。
ほどなくして部長が俺に変わる。
部の休みは月曜。学校の休みは土日と完全にOFFになる日がなかったのが唯一の悩みだったから、俺は顧問に日曜休みに変えたらどうかと部員代表として申し出た。
N爺「お前らはほかの部活が練習してる時に休むのか!?(廊下にも響き渡る声)」
…えぇそうです典型的な根性論者だ。
埒があかない俺たちは勝手に日曜休みにし、代わりに月曜は自主的に練習してた。
しかしそれでもN爺はそれを認めたりせず、なぜ日曜に出ないんだと怒鳴るばかり。
いよいよ嫌になって三人揃ってストライキ決行。一年の10月あたりから参加しなくなった。
退部させようと思えばいくらでも出来たんだろうが、結局三年間三人で幽霊部員やってた。
ちなみにスト決行の原因はN爺の言ったこの一言。
「お前らが日曜来ないってわかってれば俺は実家の農業手伝いたいんだよ。それをわざわざ投げ打ってでも俺は顧問として来てるのにサボるとは何事だ」
…だから来ねぇってちゃんと伝えてんだろうが…。
この辺のことはすぐ噂になった。というか俺が学校中の噂にした。
最終的に俺らがやめると部員ゼロ。翌年も入部なしで廃部になりました。
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