
能年
「あーえっと…ごめん、付き合う前の方が喋れてた気がする。
高校生と中学生じゃ会えないしごめんね。別れよう。」
俺
「…そう。」
俺の決死の告白はなんだったのか。
失意の中時間は流れた。
振られてから能年には会っていない。
登下校の時間も勿論違うので姿を見かけることもなかった。
無駄に勉強は出来たので進学校に入学した。
しかし、俺の中学からその高校に通う奴は殆ど居なく、ぼっちの始まりだった。
部活は個人競技ができる陸上部に入った。
最初こそ、雰囲気イケメンだったのか違うクラスの女の子に話かけられたりした。
でも、根暗な俺を知るとほとんど話かけて来なくなった。
やることも無いので部活にひたすら打ち込んだ。
相変わらず能年には会えなかった。
風の噂で能年に彼氏が出来たと聞いた。
でも、へたれの俺にはどうすることも出来なかった。
クリスマスも終わり大晦日が迫った日、近所で能年を見かけた。
3年振りにみた彼女は、あまり変わっていなかった。
身長は小さいままだった。
能年
「おー俺!!笑
めっちゃ身長伸びたじゃん!!」
俺
「俺はまだお前のこと好きだ」
第一声から告白しちまった。
勿論振られた。泣いたね。
そりゃーもう泣いたね。
後日、友達から同い年の彼氏が居ることを聞いた。
そりゃ、そうだろうと思った。
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