
「ひさしぶりー!いやー暑いわー!
クーラーいれようぜ!w」
皆
「ダメだろwwww寒いわwwww」
回り込んで座った嫁の顔を初めてみた。
胸がギュウゥゥゥン!!!
とした。
太ってるけど
太ってるけど
物凄い可愛かったんだ。
汗はダラダラかいてるけど
服装は清潔感があった。
黒のパソツに、薄いピンクのブラウスに
カーディガン着てた。
髪の毛は茶髪で、アップにしてて
化粧もやりすぎない程度に薄かった。
身長も高いし、ずっとニコニコしてるのが良かった。
正直、嫁の姿に見とれてしまってた。
その時嫁が初めて会う俺を見つけて言った。
嫁
「アンタ何この世の全ての恐怖を見た様な顔してんの?」
友人達
「ブヒャヒャヒャヒャwwwwwww沙織の事怖いんじゃねーの!?wwww」
とにかく皆笑いまくってた。
嫁の一言で、何となくバラバラだった
皆の空気がまとまりつつあった。
俺は
「いや、別に…。」
と言うと、恥ずかしくて下を向いた。
会話の中心って感じだった。
そして、人に話を振るのがとっても上手い。
ノリがいい奴には、無茶ぶりとかもするけど
そういうのが苦手な奴には絶対にしない。
自分が太ってる事とか
仕事が出来ない(実は出来るけど)事とか
彼氏がずっといないとか
ありとあらゆる事をネタにしまくってた。
俺は、とてもじゃないけどそういう真似は出来ないなと思った。
口下手な奴とかもいたけど
皆嫁の話を楽しそうに聞いてて
誰かに突っ込まれて嬉しそうに返す嫁の姿を
俺はボーッとみていた。
飲み会に来て良かったなーと思った。
んで、しばらく楽しくしていて
帰るときに事件が起きた。
お会計になって、十人で4万くらいだった。
一人4000円って思えばこんくらいかな。
そしたら一部の女子が
「私達は女なんだから、半額の2000円にして!!」
とか言い出した。
↓
女だから、そんなにお酒も飲んでないし
そんなに食べてもいない。
それなのに、割り勘なんてズルイ。
男が多くだすべき!
男達はガッカリしてた。
そんな事言うなら、俺だった酒弱くて
そんなに飲んでないんだから
半額にして欲しいわ。
伝票を前にして
男と女がギャーギャー言ってるのを見て
嫁が動き出した。
嫁
「はいはーい!!わかったわかった!
しょーがねーな!!!!」
と言って、嫁は財布から一万円札を出すと
テーブルの上にバン!と置いた。
嫁
「私が一人で一万円だーす!
女が五人、4000円づつで全部で二万だろ?
私が一万円出したら、残りは一万円!
その一万円を女四人で割り勘しなさい!
そしたら一人2500円づつだろ?
500円位は、余計に出してくれるだろ?」
嫁がそういうと、女達は歓声をあげて喜び
男達は
「さすがw太っ腹wwww」
嫁
「デブだけになwwww」
と簡単に片付き何事もなく嫁が一万円出して終わった。
でも、俺は何だか嫌だった。
嫁は一番最後に来たし
確かに酒は飲むけど、一万円は出しすぎ…。
居酒屋を出て、カラオケに行こうとなり
皆で夜道を歩いた。
俺は嫁に自分から話しかけた。
俺
「何であんな風に簡単に金出すんだよ?」
嫁
「いーっていーって。
私はねー、気持ちよく酒が飲みたいんだよ。
酒代と料理代はあそこの居酒屋に、
あとの6000円は、皆でいた楽しい雰囲気を買ったと思えば
安いもんよー。
毎日皆で飲めるわけじゃないんだし。
こういう時位喧嘩しないで笑って飲みたいわw」
次のページへ続く
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