
852 :841 ◆O2uqqje66g :03/04/18 15:20
それでも勇気を振り絞って、目の前の友達に声をかけようとしました。
「おい・・」
その時、足首のあたりがヒンヤリとした何かに包まれました。
そのままグッと締め付けてくる、ヌルリとした柔らかい感触。
何かが部屋の中から俺の足首を掴んでいる!
「うワァアァァア!」
俺は思わず悲鳴を上げ、友達を押しのけて廊下を走りました。
前方の暗闇に女の子の姿が見えます。あたりに響き渡る甲高い笑い声。
もう恐ろしくて気が狂いそうでしたが、無我夢中で走りました。
どこをどう走り抜けたのか、気がつくと俺は外に出ていました。
しばらく走って、道路沿いの自販機コーナーでようやく一息つきました。
ズボンをまくり上げ、自販機の明かりで照らして見ると、
足首に異常はありませんでしたが、逃げ出す時にあちこちぶつかったのか、傷や痣がたくさん付いていました。
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