姉ちゃんに伝えたら「長生きしたね」って言ってた。
三回目の葬式。
来てくれる親戚はもうほとんどいなかった。
でも叔父さんだけは世話を焼いてくれたんだ。
ほんとおまえらの不幸度なんかかわいいもんだな
寝るけど>>1応援してるぜ
その間父親何してたんだ?
仕事は?
普通だったよ?不気味なほど
姉は絶賛ヒキニートだったからさ、俺がバイトしてるときは一人なんだよね。
その間に死なれちゃ困るわけだ。
事情伝えたら、「どうせ独り身で、家に帰っても誰もいないから僕がみとくよ」って言ってくれたわけ。
そんで鍵渡したわけよ。
独り身のおっさんに若い身空の姉ちゃん
預けるべきじゃなかったな
そうなんだろ?
そうだったみたいっすね。
それから姉ちゃんが俺にべったりになってきてた。
でも、金は大事だからってほとんど構ってられなかった。
叔父さんのいるときには安全みたいだったから叔父さんの事はかなり信頼してた。
俺がバイトで、でも叔父さんがこれない日があった。
その日、バイトから帰ったら姉も死んでたよ。
お風呂の桶が血の海。
父さんは残してなかったけど、読むのも三回目の遺書。
読んだ限り、叔父さんに色々されてたみたいだ。
やっぱり叔父か
釣りでも事実でも俺は聞くぞ
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