
抱き合ってイチャイチャしている分には確かに気持ちは良いが、俺や自分自身の経験の無さも相まってか、
行為や、体を触られるのにはどうしても嫌悪感が先に立ってしまうんだと。
俺に子供の事を言われるのもプレッシャーだった。そんな事も出来ない自分は出来損ないなのかと思ってた。
断って俺が不機嫌になるのも、断る理由を考え続けるのも辛かった。俺が何をしても、すぐに行為の事を
言い出すんじゃないか。終いには、この人はそれ以外に考えられないのか?と逆恨みをしてたと。
何度も嫌々付き合わせていたのかと思うと、今は改めて猛烈に恥ずかしい。穴を掘って埋まりたい気分だ。
友だちから、夫に求められるのが嫌だと愚痴を零された時、ああ自分だけじゃなかった、良かった、と思った。
お互いその話では次第に暴走気味になり、配偶者を腐しては不安感と罪悪感を払拭していたらしい。
行為レスは離婚請求理由になる、と言う事にはどちらも触れなかった。自分達が悪いのは解ってるから。
格好良くて仕事が出来て羨ましいと言われて、物凄い優越感だった。家を建てるという共通の目標も出来て
満ち足りていた。俺に対しては本当に申し訳ない、と感じつつ、出来ない方だって辛いんだと自分を正当化して、
一生懸命俺に足りない所を見出しては小馬鹿にして自分を納得させ、悦に入ってた。
俺が居ない、と思っているから気が大きくなって、普段なら絶対に言わない言葉で貶めていた。
こういう事になって、あなたや両親に責められて、実はホッとしている。最低だよね…と。
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