
嫁さんは>>593の言う通り旧ユーゴスラビア系です
嫁さんとのメールのやり取りはそれからほぼ毎日
ほぼと言うのは、俺が忙しくて返せないと日を跨ぐことがあったから
毎回毎回、一生懸命長文のメールを送ってきてくれるのが何だか申し訳なくて、二ヶ月位してから『電話にしませんか?』と提案してみた
勿論、申し訳ないという気持ちだけじゃなくて嫁さんの声が聞けたら良いなという下心もあったんだけど
『いいのですか!』
即可決されて、すぐに電話がかかってきた
その日からメールの代わりに電話が日課になった
電話をする様になってから、更にお互いの事を詳しく知ることが出来た
例えば、嫁さんは日本に来てから友達を作ることが出来ておらず、まともに話をするのはオーナーの家族位しかいないとか
仕事は、オーナーの知り合いを通じて簡単な翻訳の仕事を細々とやっていること等々……
そんなある日、いつものように今日は何があったなかったの話が一段落ついた時に、唐突に嫁さんが言ったんだ
『わたしたち、はじめて会った日おぼえてますか?忘れてないですか?』
『あなたの着ていた服の柄までしっかり覚えていますよ』
『ふふ……今日ですよ?』
『?』
『3か月前、今日あいました』
『なるほど』
日記兼用の手帳を確認すると、確かにそうある
『きねんひです』
『きねん“び”です。でも残念ですね、ちゃんと覚えておけば食事でも誘えたんですけど……』
『!』
この時、俺は特に深い意味もなくそう言ったんだけども
『ごはん!これからですか?』
『え?あ、いや……』
『いいですよ!わたしまだCUP NOODLES食べてません!』
今日の夜ご飯はカップメンのつもりだったのね……
こうして急遽、出会って三ヶ月目記念を祝ってのディナーが決まった
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