
夜遅くに出歩かせるのも良くないと思って、「今日は止めて明日にしませんか」と提案するも秒速で却下される
仕方なく俺が迎えに行くことになった(家の場所は、前に遊びに行った帰りに送って行って知っている)
嫁さんの家の前で無事合流
夜目でもはっきり分かるくらいおめかししていてとても綺麗だった
横に立っていたオーナーの奥さんに「この子のこと、宜しくお願いしますね」と言われ軽くビビる俺(なにせこの時オーナーの奥さんと初対面)
何故かずっと無口なおめかし嫁さん
いつもと少し空気が違うのを感じていた
二人で会う時によく利用するファミレスに入って席についても、中々喋り出さない嫁さん
いつもの饒舌さは何処へ行ったのか、ついさっき電話していた時は元気だったのに……
もしや気づかない所で俺はやらかしてしまったのだろうか
交際の経験値が低い俺は何か彼女の機嫌を損ねるような真似を……
嫁「あの、あのですね?」
俺「は、はい」
嫁「今日はきねんひですね」
俺「きねん“び”ですね」
嫁「だから、その」
俺「はい」
嫁「おつきあいしたいです」
俺「はい……え?」
突然告白された
オーナーの奥さんに「『出会って三ヶ月の記念日だ』と言ったら食事に誘われた。行ってくる」と話すと「丁度いい機会だ、告白してこい」と言われたこと。
初めて会って話をした時から気になっていて、メールや電話したり、一緒に遊ぶ内に好きになったということ(個人的にはここが一番恥ずかしかった)
その事を相談していたからオーナーの奥さんは全部知っていて、それで今日がいいチャンスだと言って服を仕立ててくれたこと
「『お付き合いして下さい』と一言言えば、後はどうにかなる(この台詞はちょっと間違えてた)
メールを見た感じ、向こうも気になってるに違いない、一発かまして来い」と送り出されたと
メール見られてたのかよ……と、正直あまりの急展開で頭がおっつかなかったけど、目の前で赤くなってる嫁さんを見ていたらどうでも良くなった
嫁「それで、だから」
俺「すみません。俺からもお願いがあります」
嫁「お?」
俺「告白お受けいたします。俺と付き合ってください」
返事の代わりに「なーー!」という謎の歓声と共にキスが返ってきた
嫁「マジか!?」(嫁は興奮するとマジを連発する)
俺「マジですよ」
嫁「わたしの好き?」
俺「はい、好きです」
嫁「ほひょう!わたし!わたしも!」
こうして、深夜のファミレスで騒がしい一組のカップルが誕生した
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